管理会計勉強法(短答式✖︎独学者、社会人向け)

どうも、escです!
今回は、短答式試験における、管理会計の学習法から書いていこうと思います。


まずは、初回5月短答式試験と2回の12月短答式試験の点数です。前者が55点で後者が、68点程度だっと思います。

では、次に使用したテキストと勉強をまとめていきたいと思います。

[テキスト]
スッキリわかる日商簿記1級工業簿記
TAC短答式試験問題集(市販)
LEC管理会計一問一答
大原の短答答練5回分(yahooオク入手)

では、時期をおって具体的な勉強法を見ていきましょう。
[勉強開始~3か月]
管理会計財務会計は、他の理論科目に先立って勉強を開始しました。まずテキストとして取り組んだのは、スッキリわかる日商簿記1級工業簿記です。たしか全7巻程度に分かれていて、全て並べるとかなりのボリュームになる感じです。しかし、中身は、挿絵だったりまとめなどが随所にちりばめられていて、わりさくっと読める内容になっています。自分はかなりこのテキストは、初学者や独学の方お勧めできます。

理由としては、
①基本的な内容がコンパクトに網羅されている(無駄に難しい問題がない)
②例題だけでなく巻末に問題集も盛り込まれている

特に①に関して、初学者が挫折するおおきな理由の一つとして、難しい問題(実は対して重要でない)に必要以上に学習時間を取られ、勉強自体がいやになりやめてしまうということが挙げられると思います。

管理会計は、特に難解な論点が平気で、重要度Aとかで載っていたりします。正直個人的な所感としては、たとえ重要でも難解なものは、試験で解く時間ないので、はなからきってもいいのではと思っていたりします。
時間の無い社会人であれば猶更です。

この点、このテキストは、本当に基本的なものをカバーしているに押さえているので、上記のような迷いが生じない点いいのではと思います。

話がそれてしまいましたが、学習開始から、2か月程度かけて、1周していきました。例のごとく、わからなければ、解説を見てふむふむと理解して、どんどん先に進んで何週もするスタイルです。

すみません、話がまたそれてしまいますが、自分は事前知識として、簿記2級~1級の端くれ程度の能力はもっている自信がありました。ですので、本当に簿記とはなんだ?という初学者の場合、このテキストの2級から始めればいいかなと思います。

話を戻しますが、1周解いた後も、バカの一つ覚えに3周程度ぐるぐる回していました。この時、財務会計も回していたのですが、2周以降は、同時並行で回す方が適度に間隔があくので答えをまるっきり覚えるといったことがないのでお勧めです。

[3か月~5月短答]
3か月程度過ぎたあたりから、より実践的な問題をこなさないといけないと思い、TACの短答問題集を計算問題として、併せて、理論問題集として、LECの一問一答をインプット問題として開始していきました。

TACの問題集の難易度は1級テキストの巻末問題に毛が生えた程度レベルなので、そこまでストレスなく問題をこなすことができました。(一方で、目標時間は鬼畜に短いのです。)
初回は、テキストの復習を兼ねて、時間はあまり気にせずしっかり考えて(1問あたり15分くらい?)で答えをみるというスタイルでやっていきました。

2週目以降は、一回の勉強あたり6題程度pick up して、時間を40分とか図ってといていました。目的としては、時間制限が厳しい科目なので、時間配分を早い段階から身に着けるために行っていました。

3週目以降は。2週目でできなかった問題や、でたら絶対落とせない(しかもでやすい)ような問題を2週目と同じ要領で回しました。

理論は、計算と並行して、LECをまわしていましたが、5月短答前に、LEC一問一等をようやく1周できた程度まったくといいほど出来上がっていない状態でした。

上記に加えて、3回分の過去問をといて、5月短答を迎えました。
結果は、計算は4割程度,理論は1割程度w,トータルで、55点程度に落ち着いた感じです。
初の短答でしたが、計算はよく仕上がったなとい印象+理論の強化が不可欠という所感でした。

[5月短答~12月短答]
5月短答以降は、計算力の維持と理論の強化をおおきな柱にすすめました。
計算は相変わらず、TACを解いて、理論はLECを回していきました。LECに加えて、定期的に原価計算基準を読むこともルーティンに加えました。これが意外と、そのまま脚にもでるし、計算力に繋がります!!

9月ごろから、TACの計算問題も答えを覚えつつある感じがしたので、yahooで短答答練問題を10回分ゲットして、上記と同じ要領で解いていきました。この時も、もっぱら、新しいを得るというより、時間配分を身に沁みこませることを目的にやっていました。

迎えた、12月短答ですが、目標を計算40%、理論60%合わせて、65行けば恩の字という気持ちで臨みました。
結果は、計算がテスト中テンパって、撃沈し。理論は60%くらいでしたが何とかなんとか目標に達したというものでした、

計算が撃沈したのに、まあ結果目標にたっすることができた秘密は↓に書いています!!!

[科目のポイント]
☆なんといっても、時間が足りません。16題(計算7題+理論7題+融合2題)を1時間とか=>一題あたり4分切る時間配分。

・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・うん、無理。

故に、管理会計に対しての理解力をさることながら、無理そうな問題を取捨選択する受験テクがものを言うと思います。
例えば、自分は、補助部門が3つ以上の部門別計算や、問題文が2ページにまたぐ問題は、とりあえず問題すら無視していました。

☆試験中折れない心。↑で記載しましたが、正直時間も足りなくて、問題も難しく本番中に絶望に駆られる受験生が多くいると思います。でも、5択の内、2択まで絞ることができれば、確率で50%正解します。そんな問題が2問あれば、期待値としては、1問正解ゲットです。

重要なことは、意外とこのチャンスが管理会計には残されている問ことです。

例えば、2ページにもまたぐ、問題で、見るのも嫌気がさす問題があります。おそらく着手すると、20分かかるのではと目星がつきます。
では、回答欄みて、差異を算出する部分があって、3/5択がマイナス差異と気づきます。しかし、問題分の必要なとこを抜き出してみれば、回答はプラス差異になるのは明らか!!!

自分であれば、回答は求めなくとも、迷わずとりあえず2/5にかけます!所要時間45秒です。

12月の短答で、これが運よくヒットして結果目標の点数に達することができました。

最後まであきらめないことがとくに大切な科目です!

☆とはいえ、根本的な基礎問題が合否を分けるので、日々問題に触れることが必要です。
毎日とは言わないまでも、自分は少なくとも三日に一回は必ず解くようにしていました。

以上が、管理会計の勉強方法でした。
悩みの多い科目ですが、なにか自分の経験が活かせることができたらなと思います!

なにかございましたら、質問お待ちしております^^